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放射能に向き合って生きていくことを余儀なくされた私達。宮城県南部で、この放射能時代を生き抜くために、ゆるやかにネットワークができました。
代表は味噌づくりのシゲさん、サイト管理は炭やきのミツオ、いずれもヒゲクマですが、味噌、炭、いずれも放射能時代を生き抜くためには大切なもの…。「風の谷のナウシカ」ならぬ、「味噌の谷のシゲ」と「炭の谷のミツ」です。よろしく!

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●12/4今中哲二氏講演会報告その2

こんにちは、子どもみやぎ太田です。先日の12/4講演会、他の報告をさせて頂きます。

12/4は県の健康調査と今中哲二先生の講演会とのダブルヘッダーで個人的に忙しい一日となりました。
しかし県がこの日に健康調査を持ってきてくれたおかげで
今中先生にホットなコメントをいただくことが出来ました。
メディアも市民の目線に立って県の対応を疑問視する報道をしてくれたので有り難かったです。
 知りあいの親たちもインタビューで堂々といいコメントしてくれてました。

県も国も簡単には動かないでしょうが、
こうした積み重ねが「県境でこんなに対応の差があるのはおかしいよね」
という意識の広がりにつながっていってくれればと思います。
(それにしても今回の賠償問題も本当に福島だけで綺麗に線引きされました。まだまだこれからですが・・)
私も当日はTVをみれませんでしたが知り合いが送ってくれたものがありますので貼っておきます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111204/t10014395551000.html

さて今中先生の講演会、ご参加、お手伝いどうも有り難うございました。
当日は報道発表250名!ということにしましたが、
本当に多くの人にあちこちから参加して頂きました。
来られなかった方もいらっしゃると思いますが、
サイトの方に当日の紹介とユーストリームの中継が貼ってありますのでご覧ください。

私が特に印象に残ったのは
「サイエンスではよくわからないことがある時、
人々の健康を守るべき行政は影響があるかもしれないという予防原則に立って行動するべきである」
ということです。
学者の意見も割れる中、人々を安心させるには「安全です」というだけではだめで慎重な対応をとり、
きちんと「安全を確認」することで初めて安心と信頼は得られるものだと思うのです。 

講演会終了後の夕食会では
「福島原発の事故では本当に精神的ショックを受け、フクシマ性神経痛!になり、
杖をついて歩かなくてはならないほどだった。」など
人柄を感じせるお話も聞けました。
とてもお酒の好きなヒューマンな先生でした。
私事になりますが、別れ際、先生は大分酔っておられながらも、
「味噌造りは続けるんでしょう」と私に言われました。
その言葉の奥には「続けなさいよ」と言ってくれているようで、
迷う背中を押された感じがしました。

翌12/5には白石市で武田邦彦教授の講演会がありました。
さすがに話題の人だけあり、こちらも多くの人が来場し立ち見も出るほどでした。
内容については
「この辺も結構汚染されている」とはっきりおっしゃっていて、
「安心です」の講演しか聞いていなかった人にとっては刺激的な内容だったのではないかと思います。
 仙南信用金庫なんていう固いところの講演会ですし。
終了後、先日つくった子どもたちの健康調査についてのチラシを白石の方々と一緒に出口でまくことが出来ました。
(どうもご苦労様でした) 
このチラシはサイトからもダウンロードできますのでぜひ多くの方の声を届けてください、よろしくお願いします。

皆さんも色々なご意見、こんな情報流したいなどお寄せください。
寒くなりましたのでどうぞ風邪などひかぬようお過ごしください。 


子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク
太田茂樹
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