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放射能に向き合って生きていくことを余儀なくされた私達。宮城県南部で、この放射能時代を生き抜くために、ゆるやかにネットワークができました。
代表は味噌づくりのシゲさん、サイト管理は炭やきのミツオ、いずれもヒゲクマですが、味噌、炭、いずれも放射能時代を生き抜くためには大切なもの…。「風の谷のナウシカ」ならぬ、「味噌の谷のシゲ」と「炭の谷のミツ」です。よろしく!

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●12/4今中哲二氏講演会報告

12月4日開催の今中哲二さんの講演会の報告です。
きんじょすくいの会のサイトからの転載と+αです。

111204_1

丸森町 舘矢間まちづくりセンターに於いて
「放射能汚染のリスクを自分で考える」と題して
今中哲二氏の講演会がありました。
130部、用意していた講演会のレジュメがすぐに足りなくなるほどの盛況でした。

111204_2
 またNHKを始めとするメディアのカメラが何台も並び取材をしていました。

最後のまとめの方で、原発事故の後、国が「直ちに健康に影響は無い」と言ったことを受けて

予防原則
よくわからないことがあるとき、人々の健康を守るべき行政は、”影響がある”という姿勢で取り組むべきである。
111204_3

と話されました。

とにかく原発はやめにしよう!とも話されました。
質疑応答ではとにかく健康調査を広くやって記録を残し、
経年変化、放射腺の影響を強く受けたところとそうでないところの「比較」が
後年出来るように今やれる事をやっておくべき。
できるだけ多くのデータをとっておく必要性を強調されていました。

111204_4

チェルノブイリ原発事故が起きた後、周辺30km圏内の村や町が無くなり地域社会が消滅した。
私がずっと言い続けてきたこと。

講演会の後の質疑応答では予定した時間を超えて質問に答えていただきました。
その後、夕食会を兼ねた懇親会までお付き合いいただきました。

講演会の最後に司会の方が
「宮城県に放射能汚染は無いという講演会がいくつも開かれたけれど、
今日のこの会は、宮城県に放射能汚染はある、という大前提に立って講演会が行われた事自体にも意義があった。」
とまとめられていました。

インターネットで生中継をしていただいた”IWJ_MIYAGI“さんの録画を貼らせていただきます。

上記のUst録画の埋め込みが画面がみれない場合は下記からご覧下さい。
http://ustre.am/:1hnoe

(きんじょすくいの会サイト管理人)

質疑応答の部分も付け加えました(12/14)

埋め込み画面で動画が閲覧できない場合は、埋め込み枠上のリンクからご覧いただけます。
2つに分けてあります。
http://ow.ly/7U4gD



http://ow.ly/7U4nr

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放出されたものがいろいろあるが、ほとんどセシウム。
測定しやすいから、チェルノブイリに比べて対処しやすいという話を聞いて、
少し安堵しました。

・健康診断を福島だけでやっていても意味がない。
・汚染の度合いの違う対照区があるということが大変重要。
・丸森子ども83名だけでいいはずがない。
・行政としての姿勢は、リスクの可能性があるのなら予防を徹底するというのが大原則だ。
・食品測定器、高額のものを導入しても、測定時間が短いために検出下限値が高くなってしまい、
 役立つ情報になっていない。ある程度時間をかけた測定をしないと意味がない。

といったお話が印象に残りました。

(円)
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