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放射能に向き合って生きていくことを余儀なくされた私達。宮城県南部で、この放射能時代を生き抜くために、ゆるやかにネットワークができました。
代表は味噌づくりのシゲさん、サイト管理は炭やきのミツオ、いずれもヒゲクマですが、味噌、炭、いずれも放射能時代を生き抜くためには大切なもの…。「風の谷のナウシカ」ならぬ、「味噌の谷のシゲ」と「炭の谷のミツ」です。よろしく!

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●小出裕章さん講演会(12/8)のご案内

12-2shiroishi
↑上記画像クリックでチラシダウンロードできます。

以下、東北学院大学のサイトから転載します。

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【東北学院大学学長室】 小出裕章氏 講演会開催

2012年11月16日

京都大学 小出裕章氏講演会
「福島原発事故に関して、若い人たちに対するお詫びと期待」

私が中学生・高校生だった頃、日本も含め世界中が原子力に期待を持ちました。私も、自分の人生を原子力に賭けようと思いました。しかし、原子力とは巨大な危険を内包するもので、原子力発電所はついに都会に建てることができませんでした。自分で危険を引き受けられないものを、他の人たちにしわ寄せすることは、ただそれだけをとっても認めがたいことでした。そして、破局的な事故が起きる前に原子力発電所を廃絶させたいと思いました。しかし、その私の願いは叶わず、昨年3月11日、福島第一原子力発電所事故は起きてしまいました。
私は、戦争を知らない世代です。戦後の経済成長期に、食糧にもエネルギーにも、何不自由なく生きてきました。その私たちの世代は、冷戦期には膨大な大気圏内核実験を行って地球を放射能で汚染しました。そしてさらに、原子力にも手を染め、度重なる事故で環境を汚染し、さらに、始末の方策を知らない膨大な核分裂生成物を次世代に残していくことになります。まことに申し訳なく思います。
 しかし、人間は現実の中で生きるしかありません。どんなにつらい事実であっても、知らないよりは知った方がいいと思います。2011年3月11日に何が起こり、何を復興できて、何ができないのか、私たちはしっかりと知る必要があります。そのうえで、未来を築くのは若い人たちしかいません。他の誰の命でもない、かけがえのないその人の命を輝かせて生きてほしいと願います.
      京都大学 原子炉研究所助教 小出裕章


■ 日 時 : 平成24年12月8日(土) 15:00~17:00(14:30開場)

■ 会 場 : 東北学院大学 土樋キャンパス6号館1階 601教室


【 講演タイトル】 

     「福島原発事故に関して、若い人たちに対するお詫びと期待」

                    京都大学原子炉研究所助教 小出裕章 氏
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