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●放射能から角田を守る会:角田市長に要望書提出しました

放射能から角田を守る会の活動の近況報告です。
きんじょすくいの会のサイトの記事からの転載です。


角田市長に要望書を提出しました

角田市の大友市長に「放射能から角田を守る会」から「放射能から市民の健康を守ることを求める要望書」を提出しました。(下に全文を掲載)

市側は市長を始め部長、放射線対策室室長など7名、「放射能から角田を守る会」からは12名(市議会議員2名)参加し今日(2012年6月15日)1時30分から約40分ほどでした。

池田代表のあいさつの後、要望書の要望理由と要望事項を読み上げました。要望事項に対し6月29日(金)までに代表宛、文書で回答する旨お願いしましたが、その場で要望事項の各項目に対し市長から話がありました。会と市の認識に隔たりのある点や、前向きな対策を検討しているがまだ未確定の内容もあり、ここでは詳細を報告できませんが文書での正式な回答があった際には回答文書を掲載し皆さんにお知らせしたいと考えています。

今日、要望書を提出した後の短時間の話し合いの中で、市の対応と会の希望がかなり近づいた動きがありました。
これまで知らされた角田市の学校の除染の方法は覆土を基本とする、というものでした。おとといも会のメンバーで角田市放射線対策室と話し合いをしましたが、その時に今月にも角田市で最初の除染が行なわれる桜小学校の除染方法について確認したところ、校庭を測定し線量の特に高いところは人手で数cm表土を削るが基本的には覆土による、との説明でした。会の希望は子供たちの通う学校の除染は校庭の表土を全て削ってから覆土する、というものでしたが校庭を全部削るとその汚染土が大量になり管理が大変、工期が倍になる、覆土でも充分効果がある、ので全面的に削ることはしない、という事でした。削るのはあくまでも線量の高いところのみ、と。表土を1cm削るだけでも線量は確実に下がるので是非、お願いしたいと更に要望しましたが、線量が下がるのは知っているが工期などの絡みで現実的には難しい、と言う事でした。

そして今日、改めて代表から表土を削ってからの覆土による除染を強く要望しました。角田市で最初に除染が始まる桜小学校のPTAの女性からも強く要望がありました。結論から言うと

「0.23μSv/hを超える校庭の表土は削り覆土する方法で除染することにしました」

おとといの話し合いの後、放射線対策室は翌日、改めて桜小学校の測定をし線量が高めなこと、表土を1cm削ったところ線量が半分になった事を確認したので表土を削り覆土する、という除染方法を採用することにした、との話がありました。(PTAのお母さんのマップでは全て0.23μSv/h以上なので校庭の全面に相当?)

ただし、これが角田市のこれからの除染の方法として決定された訳ではありません。あくまで今回の桜小学校の除染として採用された方法です。

今回は小学校のPTAの方を含め何人も声を上げたこと、校庭の線量を独自に計って精密な線量マップを作り具体的に要望をした事、などいろいろな要素が重なっての結果だと思います。これから除染が始まる学校にお子さんを通わせているお母さんやお父さん方が黙っていれば市の方針を了承したと受け取られ、そのような除染が行なわれるでしょう。除染する個々の状況に合わせて方法を決めるという話もありました。もしこれをご覧の保護者の方の中で、覆土だけによる除染に不安や不満がある方は、その声をあげその思いを伝えなければ市の基本的な計画を了承した事になり市の基本方針に従って除染が行なわれるでしょう。校庭、通学路などの線量を測定し独自の線量マップを作成するも大切です。測定器はこちらでお貸ししています。必要でしたら是非、ご活用ください。(上記桜小学校の線量マップもガイガーカウンター・ レンタル・プロジェクトの測定器で作成されました)

今回の除染方法に決まるまでの話し合いを通して強く感じたことは、校庭の表土を削った後の線量の高い土の処理が、この問題を難しくしているという事です。中間処理施設も最終的な処分場も原発事故から1年以上たった今もまだ国は何も決めていません。現実に放射能汚染されたものがたくさんあるのにその処理について具体的な対策をせず現場保管、現地で対策することを求められているのが現実です。表土を削った土の持っていく場所があればこれほど困難な交渉にはならなかったのではないかと思います。そういう意味では市も、放射線対策室も、市民も困っているのです。放射能を撒いても誰も責任をとらず汚染土を引き取ることもしない東京電力に。国のあまりの無責任な対策に。

忙しい中、時間をとっていただいた市長さんを始め市の方々。おとといの話し合いの後、すぐに具体的に行動し対策を考えていただいた放射線対策室の方々に感謝いたします。ありがとうございました。これからも角田市の子供たちの、未来を守るという思いをひとつにして行動していければ幸いです。

■次回の「放射能から角田を守る会」話し合いは2012年6月19日(火曜日)午後7時から角田自治センター(会議室)です。放射能の問題に不安や不満を抱えている方の参加をお待ちしています。(お子さんのいるお母さんの参加しにくい時間設定でごめんなさい)

※以下、要望書全文

平成24年6月15日

角田市長 大 友 喜 助 殿

角田市小坂字石原55‐2
放射能から角田を守る会
代表 池 田 匡 優

放射能から市民の健康を守ることを求める要望書

1 要望理由
東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、市民は放射能汚染にさらされながら、不安な生活を送っています。
特に放射能の影響を受けやすい乳幼児を含む子どもたち及び妊産婦の被ばく状況はどうなのか、いまだに解明調査されておらず安全だという市当局の主張は一方的な見方で、科学的根拠に乏しく多数の市民に対して理解されたとは言えません。このため私たちは放射能から市民の健康を守るため、下記の事項について要望します。

2 要望事項
① 有効な除染態勢を図り、子ども・妊産婦に対する検査体制を敷くこと。
(1) 小中高校生が多く利用する陸上競技場や野球場などのある運動公園、愛好者の多いゴルフ場・パークゴルフ場は、放射線量が最も高いにもかかわらず、利用されている。危険なことから利用制限を実施し、覆土方法でない表土除去や建物に対する高圧洗浄、芝刈り除草等の徹底化により除染を早めに行い、安心して利用できるよう早く取り組むこと。

(2)保育所、幼稚園、小中学校、台山公園等の校庭や広場、公共施設等について、ホットスポットもあることから測定個所をふやして隅々まで除染すること。
遊具設備や地面、側溝等の除染が行われていない個所が多いので実施すること。

(3) 空間放射線量率0.23μSv/時以下の境界付近について、放射線量の低減化 を待たずに除染作業工程の短縮を、より一層図ること。また除去した土草等は安全な管理下に置くこと。

(4) 給食センター及び保育所の給食用食材の放射能測定については、検出限界の精度をあげ、測定回数の増加と測定時間を長く取り、厳格な検査をすること。

(5) 子どもたちが、甲状腺検査、尿検査、血液検査及び内部被ばくの状態を把握できる長期的な健康調査を受けられるよう具体的措置を講ずること。また、希望する妊産婦に対しては、内部被ばくの状態が把握できる健康調査及び母乳検査を受けられるように配慮すること。

② ガラスバッジの配布・装着を行うこと。
角田市の子どもたちの健康を守るために積算被ばく線量が測定できるようガラスバッジの配布・装着を行い、内部被ばく状況を調査し、低減化策に活かすこと。

③ 阿武隈川からの取水利用を廃止し南部山浄水場の水道水に切り替えること。
隈東地区の水道水は、阿武隈川から取水し枝野浄水場から供給されております。
阿武隈川の汚染については、新聞などでも報道され、海に流れ出る放射性セシウムの量が1日当たり約500億ベクレルにものぼることがわかりました。 隈東地区の水道水は隈西地区の水道水に比べ、ほぼ10倍の放射性セシウムが検出されています。
私たちが安心して水道水を利用できるよう放射性セシウム、他の核種のより精密な定期検査、将来的には阿武隈川からの取水利用を廃止し、隈西地区と同じ南部山浄水場の水道水供給に切り替えるよう願います。

④ 放射能危険を訴える研究者の講演会を実施すること。
これまで角田市主催の講演会は、「角田市の汚染状況では健康に影響がない」とする大学教授の講演ばかりが行われ、安全だとする論陣を張ってきました。しかし、内部被ばくの権威である琉球大学名誉教授 矢ケ崎克馬先生などをはじめ、低線量被ばくの危険について警鐘を鳴らす多くの研究者の講演会は一切行われておりません。
市民の健康を守るべき行政は、「安全」と「危険」の両論があることを踏まえて、放射能汚染の危険性を話す研究者による講演会実施をするよう求めます。
さらに低線被ばくが及ぼす健康被害については、いまだに明確にされていません。「よくわからないことがある時、人々の健康を守るべき行政は影響があるかもしれない」という予防原則を持って、早急に体制を確立すべきです。

⑤ 放射能問題について市民との定期的な話し合いを実施すること。

⑥ 上記に係る費用については、東京電力と国に請求すること。

以上の要望事項について、6月29日(金)まで代表宛に文書でご回答願います。
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まとめtyaiました【●放射能から角田を守る会:角田市長に要望書提出しました】

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