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Author:kodomomiyagi
放射能に向き合って生きていくことを余儀なくされた私達。宮城県南部で、この放射能時代を生き抜くために、ゆるやかにネットワークができました。
代表は味噌づくりのシゲさん、サイト管理は炭やきのミツオ、いずれもヒゲクマですが、味噌、炭、いずれも放射能時代を生き抜くためには大切なもの…。「風の谷のナウシカ」ならぬ、「味噌の谷のシゲ」と「炭の谷のミツ」です。よろしく!

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●放射能問題意見交換会(11/24)の報告

〇先日お知らせしました11/24日、民主党宮城県連主催の放射能問題意見交換会へ出席してきましたので簡単にご報告します。 その時復興副大臣の今野 東氏にお渡しした要望書もつけておきます。
                                   子どもみやぎ 太田茂樹

11/24に今野東復興副大臣に手渡した
要望書「みやぎの子どもたち、家族にも国はしっかりと責任を果たして下さい!」

は↑上記をクリックでダウンロードできます。

ー以下報告ー

※聞き書きのため不正確な点、偏りがあるかと思います。ご了承ください。
 12/2の支援法セミナーで最新の情報が得られると思います。

民主党宮城県連主催の「原発事故 子ども・被災者支援法」を中心とした「放射能問題意見交換会」(於:仙台市)へ参加してきました。県南からは6名が参加しました。先方は衆院選前ということで衆議員の皆さんはやはり事務所開きなど忙しいようでした。県連代表で復興副大臣(次の大臣が決まるまで現職とのこと)でもある今野 東氏も前半は参加され要望書をお渡ししました。県議の遊佐みゆき氏の進行、 岡崎トミ子参議院議員を中心に「原発事故 子ども・被災者支援法」の説明と意見交換が行われました。他に仙台市議の岡本あき子氏、佐藤わか子氏も参加されました。要望書は福島から避難されている方々の会(フロム福島)の代表の方や保育関係者の方も渡されました。

・私たちの気になる支援対象の地域の基準に関してはまだ決まっておらず、次の政権で決まることになる。1m㏜を要望しているが、5m㏜という話もあったりでまだまだ予断を許さない状況のようでした。

・健康調査に関してもできるだけ広い範囲が対象になるように働きかけているが財務省が難色を示している、これに対し、議員連盟をつくり、日弁連と連携して働きかけを強めているとのことでした。

・とにかく支援法はプログラム法なので復興庁で取りまとめをしているが実施するのは健康調査なら環境省、高速道路無料化なら国交省というように分かれ、色々調整に時間がかかって大変とのことでした。 現在まだ基本方針をつくっている段階とのことで、スピードを持って取り組んでもらうよう要望しました。

また、岡崎議員の中では空間線量は丸森は比較的高いが白石はそれほどでもないという認識だったので白石の皆さんからも実情を語っていただきました。 少しは認識を改めてもらえたのではないかと思います。 やはり直接、当事者が声を届けることのインパクトは何より大きいです。

とにかく、議員の皆さんも色々な案件に関わっているのでとにかく声を直接届け、頭にしっかりとインプットしてもらうのが大事であることを改めて感じました。

参加者からはこれらの問題はすべて国の原子力政策の結果起きたものである、すべての要望を叶えるのは当然のことであるという強い意見や民主党の脱原発政策のブレを強く指摘する声などがありました。
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