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Author:kodomomiyagi
放射能に向き合って生きていくことを余儀なくされた私達。宮城県南部で、この放射能時代を生き抜くために、ゆるやかにネットワークができました。
代表は味噌づくりのシゲさん、サイト管理は炭やきのミツオ、いずれもヒゲクマですが、味噌、炭、いずれも放射能時代を生き抜くためには大切なもの…。「風の谷のナウシカ」ならぬ、「味噌の谷のシゲ」と「炭の谷のミツ」です。よろしく!

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●子どもみやぎのこれから;ご意見お寄せ下さい!

皆様

こんにちは。急に寒くなってきました。子どもみやぎ太田です。

以前お伝えしたように県は健康調査について丸森の2地区で甲状腺の検査とホールボディーカウンターでの検査を予定しているとしていましたが、16日発表で結果的に対象は2地区の小学生以下の子ども83人のみとし、検査はエコーによる甲状腺の検査のみ(今回限り)としました。結局対象者を削り、HBCを削り、「これだけでもあなたたちの不安解消のためにやってあげます。」そんな感じです。我が家にも通知書が送られてきましたが、なんとも不愉快に感じる文面でした。まあこんな県にいくら言ってもダメなので、栃木、群馬、茨城の動きも見ながら、国に(せめて)言っていくし
かないのかな、と個人的には感じています。皆さんのご意見お待ちしています。

(この記事の末尾の下にコメントを投稿できますので、是非!:匿名可能です!)


健康調査に関する有識者会議の内容が県のサイトにアップされたようなので関心のある方はご覧ください。

http://www.r-info-miyagi.jp/r-info/yushikisya/  

会議要旨の最後の方を見れば、県や有識者がどのような態度で放射能問題に臨んでいるかよくわかります。

二つ目です。先日の「子どもの未来を考える集いin丸森」で参加して頂いた皆さんが書いてくれた橋本議員あてと丸森町長あてのメッセージ、本当に読み応えのあるものになっていました。すべてメッセージのみをコピーして橋本議員あては吉田さんから郵送、丸森町長へは町民有志で直接手渡ししてきました。町長は国の方へも健康調査の年齢と対象の拡大を求め続けてくれています。橋本議員も委員会?で頑張って意見を言ってくれているようです。みなで伝えた気持ちは決して無駄ではないと思います。きっと少しずつでも何かにつながっていくと思いますし、そう願っています。白石市への要望もまず第一歩を踏み出したことが重要だったと思います。

三つ目、先日の11/15日の子どもみやぎの集まりについてです。内容についてはサイトの方にすでに山中さんが報告を書いてくれていますのでご参照ください。(いつも早くて感心します) 私としても今後の方向性についてじっくりと話をしていく必要性を感じています。吉田さんからもご意見いただいていますので(以下掲載)皆さんからの意見もぜひお寄せください。また会合の中でも述べましたが、その後も何人かの方から役割分担の必要性の声が寄せられました。目先のことに追われてきましたが、少しこれからの方向性などじっくりと話し合う必要があると感じています。緩やかなネットワークの良さも生かしながら、ある程度の基礎づくりも必要なのかと思っています。また吉沢さんからは現在のような1方向のMLだけではなく、ネットで双方向に意見のやり取りができる仕組みの必要性の提案がありました。 ←そっち方面は疎いのでよろしくね!

以下吉田さんよりーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

「子どもみやぎ」の集まり — 今後の活動への意見を

これまで私たちは、子どもたちへの放射能の影響を減らすよう、一刻も早い対応のために、各々が考え、できるうる最大限の努力をしてきたと思います。個人的な身の回りの努力はもちろんのこと、国・県・各自治体・国会議員への要望、放射能汚染マップの作成、除染、子どもの保養、市民測定所の開設準備、DVD上映会・講演会の開催、ラディカフェ、市民団体との連携などなど。様々な要望活動による回答が、「健康への影響はない」「国(や県)の方針待ち」の枠からでないことから、実施してきたことが結果となって現れているのかという疑問は、当然のことと思います。今回の集まりでは、これまでの活動報告や情報の共有をしました。また支援企業や焼却灰などの放射能汚染の拡大と、原発事故後8カ月が経過し、新たな課題や展開が出てきました。そこでサイトをご覧の皆さんの、今後の活動へのご意見やコメントをお寄せいただきたいと思います。集約しながら、次の展開に繋げていければいいのではないかと思います。
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●9/8ミーティング報告

代表の太田さんから、9/8のミーティングの報告です。



丸森町の筆甫、耕野では自主的な放射能マップができた。白石でも有志が動き始めている。まずは身近な場所の線量が意外に高いことを認識してもらうのことが大事。 → あちこちでこうした動きを広めていって欲しい。ガイガーカウンターの貸し出しはできます。

・除染の報告などがありました。→ それぞれの園、学校などでも心配する人と無関心な人のギャップが大きい。 この辺の溝を大きくせず、「除染して安全になって困る人はいないはず」という方向で出来るだけ理解を求めながら話しを進めていく。最終的にはやれる人でやるしかないが一部の保護者の肉体的、精神的負担にならないように地域の人の協力などを求めていく必要がある。ただし、基本的にボランティアでする必要のないことで、行政に粘り強く訴えていく必要がある。(うまくまとめられず、私見がはいっています・・。)

・「安心です」を宣伝している講演会が多い。こちらの方でも誰か講演に呼ぶ、あるいはそれが無理ならDVDなどで勉強会などできないかという意見。児玉龍彦教授や武田邦彦氏、木村しんぞう氏(NHKの番組、ネットワークでつくる汚染地図に出演)などの名前が挙がった。→こちらでも検討し
ますが、 どなたか、つてや情報があったら教えてください。 そして「この人呼びたい」と言いだしっぺになって動いてもらえると嬉しいです。 バックアップします。 ちなみに最近完成した日本の映画でチェルノブイリと福島のことを描いたものの全国上映に先駆けた無料試写会を11月下旬と12月に今中哲司先生の講演会(予定)の打診が来ています。

・ネットなどで情報を入れている人と、そうでない人の意識の差が大きい→「放射能との付き合い方」のような無料で配れる手作りの冊子を子どもみやぎでつくり、サイトへの掲載と配布をして同じ県民同士の情報提供、共有を少しでもすすめられないかと考えています。 

・発表されている数値は実際どうなのか、自家用など身近な野菜は安全なのか、など食の安全性に対する関心が高まっている。→ 11月に「みんなの放射線測定室」がオープンするがそれまでのつなぎとして「子ども福島」の協力を得て、食品の測定会を9月下旬をめどに開催する方向で事務局で調整しています。

・つくし公園の除染についての報告→現在、半分を終えた状態で止まっているが、汚染土を埋めるために地面を重機で掘ると掘り返した土の処理が思ったより大変。今後の白石市の動きを見ながら対応していく。

・仙北では議員さんたちが連帯して行動したりしている。一方、仙南でも放射能のことで動いている人はいるのにはバラバラなのではないか→ 国会議員の話を聞いたり県会、市町議員の横のつながりもつくれるような場を設ける必要もあると思います。

その他、気軽に放射能によい料理を作りあったりする、ラディカルカフェのお話しやカンバッチをつけてつながろうという「にじのたねプロジェクト」などのお話もありました。

その場で販売させてもらったマグネットステッカー(サイトに掲載)も20枚売れました。ありがとうございます。その後ひっぽの刈田さんに素敵なチラシを作っていただきました。 こちらのほうもよろしくお願います。

さて肝心の県交渉の回答、本日9/14が期限だったので電話したところ、各課から回答は上がってきたが、調整の必要性がでてきたとのことでもう少し待ってほしい、とのことです。そんなこと計算に入れて動いてもらわなくては困るのですが、仕方がないのでもう少しお待ちください。

9/12に初会合のあった「事故対策の県民会議」では保育関係の代表者から乳幼児のための基準をつくってほしいなど子供に関する意見が多数出たそうです。(河北新報) こうした声をどんどん県や市、町に届けて後押ししましょう。 放射能は目に見えないですから声を上げる人がいなければ結局行政は何もしてくれません。

また回答がでましたらご連絡いたします。 またご意見などありましたらお寄せください。 今後ともよろしくお願いいたします。